投資って必要なの?危険性はないの?投資のリスク。
こんにちは、管理人のk-taroです。
今日は投資の必要性について、自分なりではありますが、記載していこうと思います。
僕の結論から言えば、極論、「投資は必要ありません。でも、僕はやります」ですね。ただ、人生の幅を広げる選択肢として行うものだと思います。労働を行い、今の人生に満足をしている人があえて、リスクを冒す必要はありませんから。
その理由について簡単ですが、説明していこうと思います。
目次
1,r>gの不等式
2,選択肢が増える(気がする)
3,損失になる可能性もある。投資のリスクについて。
4,生きてはいける
5,結論
1,r>gの不等式
2014年の年末に出版されたフランスの経済学者トマ・ピケティ著『21世紀の資本』という学術書に非常に面白い不等式があります。
https://www.amazon.co.jp/21世紀の資本-トマ・ピケティ/dp/4622078767
「r」はthe net rate of return to capitalのことで資本による収益率、つまり投資による収益、利回りを意味しています。「g」はthe growth rate of outputといって経済発展による給与所得の伸び率を表すそうです。
過去200年以上のデータを分析すると、資本収益率「r」は平均で年に5%程度だったのですが、経済成長率に伴う給与所得の伸び率(g)は1-2%程度だったことがわかっています。つまり、「労働で得た対価としての給与より、資本家としてお金に働いてもらった方が収益率が高く、経済的不平等は、r>g という不等式でさらに広がっていく」ということです。
真面目に働いた方が、利益が少ないというのはちょっと納得がいきませんよね。けれど、これが世界の真実なのかもしれません。悪く言えば、資本主義社会と言うのは資本家に労働者が搾取されるよう作られているのです。
ただ、平等なのは知ってさえいれば「労働者側はいつでも資本家側に回ることができますし、資本家も労働者側になることができる」ということです。社会主義ならいいのか、というとそういうわけではなく、社会主義国では「特権階級」が存在し、その不平等はどうあっても覆すことはできません。その点からみても、やはり資本主義社会の方が、より民主的で自由であると言えるでしょう。
2,選択肢が増える(気がする)
前述したとおり、必ずしも投資は必要なものではありません。裕福になっても得られないものがあります。でも、やっぱりお金で幸せになれることは多いのです。
人生に出費はつきものです。それは人が生まれたときから始まります。出産から養育、教育、技術の習得、出会い、引っ越し、就職、結婚、住居、病気、死去…日本では最低限保証されるものもありますが、お金があればより良いものを得ることができます。まあ、当たり前ですが…。
人生100年の時代になり、老後2000万円問題まで出てきました。僕自身、寝たきりになってまで、余生を過ごしたいと思いませんが、人によってはその状態でも生きていきたいと思われるでしょう。その時の生活の場や方法、介護には、特に数十年後、どうなっているかわからないと思います。
3,損失になる可能性もある。投資のリスクについて。
もちろん、損失となる“危険性”としてのリスクもありますが、投資における“リスク”とは“資産の変動率”のことです。例えば、株であれば10000円が、0円にも20000円にもなりうるものということですね。ただ、投資を行っていないつもりでも、実はみんな投資していることに気付いているでしょうか。
投資を行わず、日本円で貯金のみを行っている方は、日本円に投資をしているということです。日本証券業協会のホームページにはこのようなページがありました。
お金の計画の必要性|投資の時間|日本証券業協会 (jsda.or.jp)
単純に見ても物価の上昇は喫緊の問題ではないでしょうか。通常、経済は時間と共に拡大していくとされています。バブル崩壊後日本は30年間、「失われた30年」と言われる通り、経済発展が停滞していました。
ただ、これは人生100年時代の立った30%にすぎません。2013年から、インフレ傾向がみられており、徐々に物の値段は上がっています。つまり、「日本円の価値は下がってきている」ということです。
1965年当時の1万円は、2018年時点では約4.2万円の価値があり、約50年で物価が約4倍上がったといえるそうです。高度成長期が入っていますが、ここ10年だけでも食べ物の値段が大きく上昇しています。2009年、カップヌードル1個146円が2019年には161円と10%以上の値上げがみられますし、消費増税を加味すればそれ以上です。つまり、2009年の10000円はすでに9000円程度なのです。やや暴論ですけど…。
ただ、観ているだけの人も少しずつ損をしていっているということを忘れてはいけないと思います。「日本円」に投資しているという自覚が必要です。
4,生きてはいける
日本は非常に恵まれており、社会主義のいい面を取り入れつつ、うまく資本主義社会を成立させていると思います。3割で良い医療費、生活を援助してくれる生活保護、簡単に例を挙げるだけでもこれだけ保証してくれる資本主義の国はないようです。
そのうえで、資産を減らすリスクがある“投資”をあえて行う必要はありません。実際に投資で損をして犠牲者?になってしまう人もいるからですね。幸せなことに日本では、資本家、労働者のどちらも選ぶことができます。
5,結論
僕は資本家、労働者、どちらもいい面があると思っています。そのよい点を取りたくて、投資も始めることにしました。ある程度、資本があっても暇になったら、人間あまり良いことはありませんから。
「小人閑居して不善をなす」と言いますが、「どうしようもない人は暇になるとろくなことをしない」という意味のことわざです。小人閑居して不善をなすは、四書五経のうちの四書の一つである『大学』が出典です。
暇になると、人間ろくなことはしません。何らかの仕事をしておいた方が良いと思っています。結局、成功していろんな財を成している人たちも、YouTuberとかやっているんで、やっぱり暇なんだなと感じていますwww
こういったことも、「勉強」なのだな…とつくづく思います。知っているか、知らないかで大きく人生にかかわってきます。もちろん、ここにたどり着くような人はすでに分かっていることばかりでしょうけど。
今日はここまで。なんとなくとっちらかった感じですが、だれかの役に立てば…
最後までありがとうございました。
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